テーブルソーの冶具 [冶具]
ここの所、少しサボっていて家具や小物の新しいものを作っていません。
この夏は孫の勉強机を作るつもりで設計図を書いていました。
とりあえず今回は工房にある丸のこ盤、いわゆるテーブルソーの冶具を紹介します。
テーブルソーはスポークシェーブの10インチハイブリッドソーです。
最初は、板物を切るのに使う、補助台です。手前は組み立て式で高さを合わせ、
向こう側は作業台の上に組み立て式で乗せて、フェンスの拡張もとりつけ、
36板程度の板を切れるようにしました。
ただ、テーブルソーの横方向のテーブルサイズが700mm程度なので、36板を
横に900mm程度で切るのは、手で押さえる直角定規で手動の丸のこで切っています。延長も考えたいところですが追いついていません。
手前側からの写真です。
次は、付属していたマイターゲージの拡張冶具です。下の写真はストッパに板を取り付けたものです。
短いものはこれで良いのですが、大きな額などの場合に使えるよう延長ストッパを作成しました。
特に額の留加工をするとき材がずれないように便利に使っています。
次は、引き込み留接ぎの引き込み加工をするための直角に保持する冶具です。
これに留加工をした額材をあてて、フェンスに沿わせて引き込みを入れます。
次は通しで凹加工をするときに使うもので、このマイターゲージは日本製の昇降盤用の物を、骨董市で見つけガイドの部分が台形なのでそのまま使えないので、グラインダーで削って使えるようにしたものです。
丸のこの刃の厚さが3mmなので、何回も往復させて加工しています。
次は、フェンスに取り付けて、のこ刃より薄い3mm以下の加工をするときに取りつけて使うフェンスです。
最後にほぞ加工に使っている、フェンスに取り付けて材を安定して垂直に保持する冶具です。
手前の当て材は前後方向の垂直を保持するためです。